SuperMLC技術

概要

現在、各セルに1~3ビットのデータを格納できるNANDフラッシュが利用されており、それらはSLC (Single-Level Cell)、MLC (Multi-Level Cell)、TLC (Triple-Level Cell)と呼ばれています。SLCはパフォーマンス、耐久性、信頼性において優れていますが、MLCやTLCよりもコストが高くなります。(表1参照)

注記: P/EサイクルはNANDフラッシュの種類によって異なります。

トランセンドではSuperMLC技術を適用することでMLCをSLCのように利用し、能力を向上させることができます。多くの容量が必要となりますが、SuperMLCはSLCより低価格で、MLCよりパフォーマンス、耐久性、信頼性に優れたソリューションです。

SuperMLCの仕組み

SLCが各セルに1ビットのデータ(0 / 1)を保持するのに対し、MLCは2ビットのデータ(00 / 01 / 10 / 11)を保持するのですが、SuperMLCではファームウェアによってMLCのセルがSLCのように1ビットのデータを取り扱えるように調整しています。(図1参照)

SuperMLCの利点

SuperMLCは1セルで1ビットのデータを扱えるようにすることで、データアクセスを高速化してシーケンシャルライトをMLCのおよそ2倍に高めています。(図2参照) また、この仕組みにより信頼性が高まり、MLCよりも優れた最大30,000回の書込み/消去(P/E)サイクル*を実現しています。SuperMLC技術を採用している製品は通常の製品よりも製品寿命が長くなるため、インダストリアル仕様のアプリケーションでも活用いただけます。

耐久性試験

SuperMLC製品の寿命を調査するため、P/Eサイクルの計測しました。 専用ツールを使用してSuperMLCのSDカードとSSDを試験したところ、30,000 P/Eサイクルでエラーは発生しませんでした。(表2参照)

まとめ

トランセンドのSuperMLCはパフォーマンス、耐久性、信頼性、価格のバランスがとれたインダストリアルソリューションです。

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