様々な活動や業務が密接に絡み合っているデジタル世界では、データセキュリティの必要性が高まっています。企業のデータやシステムの保護への取り組みに対してトランセンドは留意しており、データの破損や盗難を防ぎ、デジタル資産を保護するための高いセキュリティメカニズムを提供します。

TCG Opal仕様

TCGは、コンピューティングセキュリティの業界標準を策定している組織で、その中のStorage Work Groupが、主にストレージデバイスのメーカー、ソフトウェアベンダー、システムインテグレーター、学術機関を対象に、ストレージデバイスのセキュリティ管理プロトコルの1つとしてOpal Security Subsystem Class (SSC)を作成しました。この仕様は、ストレージデバイスの製造、システムのセットアップ、管理、使用を目的としており、データの盗難や改竄を防止するとともに、パスワード保護と階層管理を可能にするものです。詳細は、こちらを参照ください。

ディスクロック & 暗号化

様々な用途やニーズに対応するため、トランセンドはシンプルで費用効果の高いセキュリティ機能を提供しています。わずかな手順で、ユーザーはセキュリティレベルを高め、データを保護できます。

セキュリティの確保
  • TCG Opal Toolbox
  • ATA Security Toolbox
  • UFD Security Toolbox
TCG Opal Toolbox
パスワードの設定

ユーザーはパスワードを設定して、ドライブへのアクセスを制限できます。パスワードで保護されているドライブにアクセスしようとすると、パスワードの入力が求められます。

ロック範囲の設定

LBAの範囲を指定し、特定の範囲ごとに異なるアクセス許可を割り当てることができます。特定のユーザーのみが、許可されたアクションを実行できます。

起動前認証

ユーザーがデバイスを起動する際に認証プログラムが実行されます。ユーザー認証が完了すると、通常の起動プロセスへ移行してデバイスへの接続が行われます。

初期化

ユーザーは、PSID (Physical Secure ID)を入力することで、ストレージデバイスを初期状態に戻すことができます。この機能により、全てのデータを安全かつ永久に消去できます。

ATA Security Toolbox
ステータス

ディスクの詳細セキュリティステータスがチェックでき、ドライブの状態を把握できます。

機能

ロック、ロック解除、イレースのセキュリティ機能を選択します。

セキュリティ

セキュリティレベルが設定でき、データを保護するためのパスワード設定が行えます。

UFD Security Toolbox
ステータス

モデル名、ファームウェアバージョン、セキュリティ状態等のデバイス情報が確認できます。

書込み防止

書込み防止機能の有効/無効

セキュリティ

1. セキュリティやデバイスロックの設定
2. パスワード変更
3. パブリック/セキュリティ領域のサイズ等のセキュリティステータスの確認
4. ワンタイムパスワード機能(オプション)

大切なビジネスに適切なセキュリティの選択
SDK

トランセンドではお客様が柔軟性と互換性を重視していることを理解しており、トランセンドのソフトウェアをWindowsやLinuxなどの既存システムとシームレスに統合し、スムーズに動作させるためにSDKを提供しています。

セキュリティレベルの設定

ユーザーのニーズに合わせ、様々なセキュリティレベルを割り当てることができるので、様々な脅威からのデータ保護に役立ちます。

自己暗号化

セキュリティ機能は、デバイス自体の内部で実行されます。 ホスト(OS)を介する必要がないため、OSとの互換性を心配する必要がなく、高速で安全な暗号化を可能にします。

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