トランセンドのPCIe SSDに搭載されている温度センサはファームフェアによって制御され、パフォーマンスを一時的に下げるなどのスロッタリング機能と連動しています。ファームウェアはコントローラに保存されており、SSDの温度を監視し、ホストはPCIeインターフェース経由でコントローラから温度情報を取得します。
このようなマルチステージのスロッタリング機能は下限閾値A°Cと上限閾値B°Cを設定することにより作動します。SSDの温度が高くなり下限閾値A°Cを検出すると、SSDの減速を開始します。温度が急激に上昇し、上限閾値B°Cに達すると、SSDの温度が通常レベルまで下がるように更なる減速を行い、SSDの温度がA°C未満になるまで注視します。
以下はトランセンドSSDの通常動作時、スロッタリング時、急速スロッタリング時のパフォーマンスを示しています。